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徳島県海部森林組合で、GeoChatを用いた実証事業がスタートいたしました。

2021年1月21日から、徳島県庁様の実証事業として、徳島県海部地区の森林を管理する海部森林組合様にご協力いただき、GeoChatを試験導入が開始されました。

海部地区は名前の通り海(太平洋)に面した地域ですが、内陸部は森に囲まれ、山林が91%を占めております。今回の実証事業の施行エリアは、「尾根に上がれば携帯電話は繋がるが少し下ると通信圏外」という厳しい環境で行われましたが、海部森林組合の皆さまのご協力もありまして、中継機1台を利用し、親機を設置した海部森林組合事務所と施業エリアとで通信を行う事に成功いたしました。

導入当日は「LPWA見学説明会」が実施され、午前中は我々フォレストシーから概要を説明させていただき、午後は施業エリアでデモンストレーションを行いました。ご出席の行政・林業経営体の皆さまからはたくさんのご質問をいただき、新しい技術へのご興味、安全に対する熱意を感じ取る事ができました。

当実証事業は3月末まで続きますので、その間は親機、中継機はそのままに、海部森林組合の皆さまに実際にGeoChatをご使用いただきご評価いただきます。このような機会を実証実験だけに終わらせる事なく、そのままご採用いただき林業従事者の皆さまの安全に寄与できるよう、全力でサポートをしてまいります。