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GEO-WAVEにより栃木県宇都宮市(親機)と日光山域の中継機を繋ぐ約40㎞の遠距離通信に成功しました。

株式会社フォレストシーの「里山通信」は、独自のLPWA遠距離無線通信規格「GEO-WAVE(ジオウェイブ)」にて、栃木県庁河内庁舎に設置した親機と、男体山や横根山などの日光山域に設置した中継機の30㎞~40㎞間を1ホップで通信する事に成功いたしました。

こちらのインフラは社内テストのために理想的な環境を用意したものではなく、栃木県庁様と共同で行っている実証実験で構築したものです。親機が設置されている宇都宮市から遠く離れた男体山まで1ホップで通信ができた事で、改めてGEO-WAVEの通信性能の高さを実用レベルで証明する事ができました。

今回の実証実験はGEO-WAVEを利用した動物用GPSトラッカーを用いたものですが、GeoChat(パーソナルチャット・SOSデバイス)やGeoCam(通信機能付きカメラ)など、GEO-WAVEを使う全ての製品の可能性を広げる貴重なデータとなりました。実証実験はまだ続いておりますのでより良い結果となるよう尽力するとともに、今後もGEO-WAVEにより様々な課題を解決できるように邁進してまいります。