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GeoChatの災害時活用について防災教育学会の論文として発表されました。

弊社開発の携帯圏外でもつながるGeoChat端末が、神戸常盤大学高松准教授の元で行われた「災害時における社会インフラとしての通信インフラの重要性」についての実験研究にて使用され、その有用性と対策についての論文が防災教育学会専門誌「防災教育学」において発表されました。

2022年4月には国の学術論文のポータルサイト「J-STAGE」からもご覧いただけるようになる予定です。 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/

論文では実験にて神戸市と淡路島を繋ぐ約100km(99.99km)を結ぶことに成功し、その通信性能の高さを実証。災害時の活用に向けての問題点も含めてまとめていただいています。

災害時にブラックアウトが起こり、初動で既存のインフラに頼らずGeoChatを使ったSOSや行き違いのないチャットコミュニケーションで情報の連携ができるという特徴を、具体的に活用のイメージを含めて研究していただいています。

また、コストのかかる衛星携帯電話に比べてより安価で導入しやすく日常的に活用できるシンプルな通信機器であるため、学校など地域レベルで配備しやすい利点なども書いていただいています。