林業
スマート林業の実現

携帯圏外の多い林業現場では、万が一の事故の時に助けを呼ぶことができません。里山通信の機器であれば携帯圏外でもSOSを発信できるので、山奥で危険作業を行う林業従事者の安全確保を実現します。また、林業現場から作業日報・土場の材積情報・林業機械の蓄積データ等を事務所や市場と即座に共有することで、業務やサプライチェーンの効率化に貢献します。


作業員の位置情報
GeoChatは定期的に位置情報を発信し続けることで、リアルタイムに作業員の居場所を把握できます。

チャットで連絡
GeoChatはスマートフォンとペアリングすることで、他のGeoChatやサーバーとチャットでのやりとりを可能にします。

バイタル情報
GeoVitalで、脈拍や、外気温に基づく暑さストレスレベルを測定。専用アプリ及びGeoChatと連携し、利用者の健康状態の遠隔モニタリングを可能にします。

安全確保・SOS
携帯電波の届かない山間部からでも、GEO-WAVEのインフラ圏内であればGeoChatからSOSを発信し、遠く離れた事務所まで助けを呼ぶことができます。

林業機械の位置情報
GeoChatで取得した林業機械の位置情報を互いに確認し合うことで、山間部での効率の良い運行管理を実現します。

受注のリアルタイムマッチング
事務所から現場への生産指示、現場から事務所や市場への伐木した木材情報を相互にリアルタイムで共有することで効率的な生産を可能にします。

シカによる木々の食害対策
捕獲わなの作動検知システムにより見回り負担の軽減や、防護ネットの状態の遠隔モニタリングを可能にします。

スマート林業のプロダクト

GeoBaseシリーズ
GeoChat
GeoVital
パトライト

携帯圏外でチャット・位置情報・SOS

GeoChat

携帯圏外で働く人とつながれます

スマートフォンとBLE(Bluetooth Low Energy)で無線接続し、スマートフォンの専用アプリと連携することでチャット、位置情報、SOS信号を送受信できます。(音声通話はできません。)

チャット

位置情報

SOS

端末単独でもご利用いただけます!

SOS

GeoChatはスマートフォンとペアリングしていなくても、本体横のボタンを長押しすることで、周囲のGeoChatや遠く離れた事務所までSOSで助けを呼ぶことができます

位置情報取得

GeoChat端末は持っているだけで定期的に位置情報を発信し続けるので、作業員の移動の軌跡や現在の居場所を把握することができ、安全管理に役立ちます。

情報の集約と通知

GeoBaseシリーズ/パトライト

クラウド管理とダイレクトSOS通知

情報は親機からクラウドへ集約されPCを始めタブレットやスマホなどを用いて、管理画面で見られます。また、SOSなどの緊急情報はクラウドを介さず、GEO-WAVEでダイレクトに専用のパトライトシステムへ通知されて、早期に情報を伝えます。

携帯圏外で働く人の安全を早期に察知!

GeoVital

ウェアラブルで体の状態を測定

現在開発中の「GeoVital」は、腕時計型のウェアラブル端末で、脈拍や、外気温に基づく暑さストレスレベルを測定できます。専用アプリ及びGeoChatと連携し、利用者の健康状態を遠隔モニタリングすることで、不慮の事故や体調不良などの早期察知が可能となります。
※GeoVitalは現在開発中の製品です。

ウェブ管理画面のGeoVital情報

こんなシーンで役立ちます。

熱中症
炎天下での作業は熱中症リスクが高まります。GeoVitalは、外気温に基づき算出した暑さストレスレベルや脈拍などのバイタルデータを測定し、閾値を超えた場合に本人や管理者に知らせます。
ケガ
出血を伴う重症により発生した体温や脈拍の低下など、異常なバイタルデータを感知し管理者に知らせます。
スズメバチなどの危険動物
山では野生動物に襲われる危険もあります。応急処置が済んでも身動きが取れない場合など、位置情報と合わせてバイタルデータを送信することで適切な救助を受けられる可能性が上がります。